「YouTubeなりなんなりで、いろんなテクニカル分析を聞くとめまいが・・・」
そんなあなたに向けて、この記事に基本的な仮想通貨のテクニカル分析をまとめました。
いろんな分析がありますが、私は下記のポイントを大事にしています。
- 4時間足などの短期足を見過ぎない(見過ぎると疲れるため)
- チャートの大まかな癖を掴む
- 下落したところで買い増す(上抜けで買わない)
上抜けで飛びついて、その後の下落に巻き込まれたことが何回あったか・・・
そんな痛い経験がありますので、基本的には下落したポイントで買い増すようにしています。
私の買い場も明確に書いてますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
仮想通貨IOSTやメタバース銘柄など仮想通貨で夢見る人
様々な仮想通貨を運用中。
2017年まで貯金ゼロ。
2017年仮想通貨バブルで失敗を経て、フリーターながら2021年に資産1000万円突破。
億り人を目指し、日々進歩中。
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登録したら、トレーディングビューを使って、チャートを眺めていきましょう。
ボリンジャーバンド(ボリバン)の見方

ボリンジャーバンドの動きを2021年のイーサリアムの動きと絡めて見ていきます。
2021年のイーサリアムの値動きとボリンジャーバンド
2021年のイーサリアムの値動きを見ると、ボリバンの動きは参考になります。
ボリバンの設定と日足で見た時のイーサリアムのチャートが下記です。
【ボリンジャーバンドの設定方法】

上記画像の赤枠の部分をクリックして、
- BB(ボリンジャーバンドを選ぶ)
- 上記画像のように設定する(私が設定した時は初期設定のままでした)
こうするだけで設定ができます。
そして、設定した日足チャートを見てみると・・・

下限のポイントを赤枠で囲いましたが、その時点で買えばそれなりの利益が見込めた計算ですし、下げ止まりがビビるぐらいバッチリです。
仮想通貨が盛り上がっている状況下で、ボリンジャーバンドの下限は買い場と言っていいでしょう。
ボリンジャーバンドだけでは指標として完璧ではありませんが、他の指標と組み合わせて使えば有効です。
少なくとも下限付近で買っていくことで、大きな下落をある程度は回避することができます。
ボリンジャーバンド日足MAをトレンド転換に使うのは微妙
日足のボリバンMAはトレンド転換時に使えることもあります。
ただ、2021年のイーサリアムを見るとトレンド転換になりそうでなってないケースが多々あったので、参考にしすぎるのは考えものです。
【ボリンジャーバンド日足MAとトレンド転換】

「トレンド変換のサインが出たけど転換しない」みたいなこともあったので、ボリンジャーバンドの日足MAはあまり参考にしていません。
ボリンジャーバンド2σで反転したところを狙った方が2021年のイーサリアムは効果があったと言えそうです。
一目均衡表(雲)に関する考察

Trading Viewでは先ほどのボリンジャーバンドを出したやり方で、一目均衡表も出すことができます。
- 「fx」のようなボタンを押す(ボリンジャーバンドの時と同じボタン)
- 検索窓に「一目均衡表(一目とかでも出てくる)」と入力
- 一目均衡表を選ぶ
この手順で一目均衡表を表示できます。
では、各名称や使い方を見ていきましょう。
各名称

各指標には意味がありますが、名前だけ覚えておけば基本的には問題ありません。
- 転換線
- 基準線
- 遅行スパン
- Leading SpanA(先行スパン1)
- Leading SpanB(先行スパン2)
- Plots Backgtound(雲の色)
初期設定は上記のような色設定になっているので、変更しなくてOKです。
名前だけ覚えておけば、チャート分析できますので、名前だけ押さえておいてください。
三役好転
- 転換線が基準線を上抜け
- 遅行スパンのローソク足上抜け
- ローソク足が雲を上抜け
この3つの条件が満たされた時は三役好転です。
この三役好転が起こると買いとされています。
三役逆転
- 転換線が基準線を下抜け
- 遅行スパンがローソク足を下抜け
- ローソク足が雲を下抜け
三役好転の逆転現象が起こるのが三役逆転です。
三役逆転が起こると売りサイトと言えます。
雲とは何か?
- 緑色:上昇雲(上昇トレンド時)
- 赤色:下降雲(下落トレンド時)
このような雲が表示されます。
この雲を上抜けたりした抜けたりした時に注目するのがポイント。
特に、上抜けした時に乗るという方法が有効でした。
【雲の上抜け下抜けとイーサリアムの価格推移(日足)】

下抜けた後はダラダラ下がってますし、上抜けた時は一気に上昇していますね。
上昇の時の方が読みやすくなっているので、雲のある部分を上抜けした時は買っていいポイントになっています。
【雲の上抜け下抜けとビットコインの価格推移(日足)】

イーサリアムよりもわかりやすいのがビットコインです。
雲を下抜けた時に急下落し、上抜けた後は上昇に転じています。
また雲の上限や下限で反転しているケースもあり、明確に上抜けたかどうかを見極める必要もあります。
一目均衡表の雲をしっかりチェックしておけば、トレンドについていける可能性が大きくなるので、チェックしておきましょう。
RSI
RSIはバチバチに機能するという印象は受けませんが、おおよその判断基準を判断することができます。
- RSI30以下~30前後:下げ止まる傾向(買い場、反転傾向。瞬間的に20台前半になることもある)
- RSI80以上:上げ止まり下落することも(ただし、ヨコヨコ展開になることもある)
→ともに日足。
【RSI30~35ゾーン】

- ダイバージェンス:ローソク足とRSIの向きが異なる
- 上昇サインのダイバージェンス:ローソク足が安値切り下げで、RSIが上向き
- 下落サインのダイバージェンス:ローソク足が高値更新で、RSIが下向き
私自身、指標としては参考にしますが、買う時の決定打にはなりません。
確認するだけといった感じです。
2021年の仮想通貨で最も失敗しなかった戦略は何か?私たけの買い場も公開(2021年12月の下落最新情報あり)

2021年は5月と12月に大きな下落がありましたが、チャートを見てみるとまた違った景色が見えてきます。
ただ単に上がった下がったで一喜一憂するのではなく、どの局面でどのように下がったのかを具体的にすることが大事です。
雲の下・ボリバン下限横向きが一番の買い場(ビットコインとイーサリアム)
ビットコインのチャートを見ると、2つの下落があります。
- 雲の上での下落:20~30%程度の調整
- 雲を下抜ける下落:50%前後の下落(アルトコインは80%ほど下落する局面も)
雲を下抜ける下落は大幅な下落につながることが多く、2021年5月の下落は雲を下抜ける下落でした。
雲を下抜ける下落の場合は安易に手出ししてはいけません。
手出ししていいタイミングはボリバンが横向きになり始めた時です。
【ビットコイン日足(2021年5月)】

【ビットコイン日足(2020年9月)】

【ビットコイン日足(2020年3月)】

【ビットコイン日足(2019年11月)】

- 雲を下抜ける
- ボリバンに沿って下落が続く
- ローソク足がヨコヨコになる
- ボリバンも横向きになる(ローソク足とボリバンの間にスペースができるのが良い)
- 買い場
となっています。
コロナショックという特殊要因でも、この形は機能です。
では、2021年12月の下落はどのような形でしょうか?

雲を下抜けた瞬間に暴落が起こっているパターンは今回も変わらずです。
ボリバンを突き抜けているので、まだ買い場とは言えません。
ボリバンが横向きになったのを確認するまでは待ちの方向です。
5月の大幅な下落では2ヶ月近く買い場がありましたので、そこまで焦って買う必要はありません。
雲の下限付近での対応:下抜けは危ない(買わない)
先ほどのケースもを見ても分かる通り、雲の下抜けは暴落につながる危険性があります。
なので、雲の下限で買った場合は一旦損切りをするか長期保有を決め込んで、我慢するようにしましょう。
この辺りの対応は個人個人で分かれるかと思いますが、雲を下抜けた時は危ないということは押さえておく必要があります。
【雲下限付近での対応】
- 反発狙いで仕込む:暴落も想定しておく
- 仕込まない:暴落を想定して仕込まないようにしておく
私は雲の下限付近で買うことはしません。
下から雲への突入は買い場と判断(比較的安全)
雲下落からのボリバン横向きは最も運用益が取れるんですが、さらなる下落に巻き込まれる可能性もあります。
過去のチャートを見てみると、上昇確率が高いのは雲に突入する時に買いを入れることです。
【ビットコイン日足】



下から雲に突入する瞬間に買いを入れる手法です。
2021年で言いますと、7月25日にビットコインではそれが起こりました。
その時の価格は391万円。
この時に買えていれば、かなりの運用益を取れたはずです。
ビットコイン以外のアルトコインもほぼ同じタイミングで雲に突入しましたので、いい買い場だったと言えるでしょう。
私の場合は雲を下抜けてボリバンが横向きになるか、再度雲に突入した時に買います。
アルトコインを買う時の注意点:雲への突入を重視(雲下抜け直後は危険)
アルトコインは「雲を下抜けて、ボリバン横向き」になっただけでは買いとはなりません。
ビットコインの影響を大きく受けるので、ビットコインの状況もしっかり確認してから買うようにしましょう。
例えば、IOSTのチャートを見ると・・・

雲下抜け直後のボリバン横向きの後に下落がきています。
なので、雲下抜け後のボリバンを確認して買うのはビットコインとイーサリアムのみにした方がいいです。
他のアルトコインは雲を下から突入した時に買います。
年間で数回しか買いポイントなので、その時に多めに仕込むのがポイントです。
含み損は我慢する
仮想通貨は長期で運用する考えのため、含み損は我慢します。
価格が上の時に買うと下落が大変ですが、価格が下の時に買った場合は下落幅が限定的です。
なので、含み損になったら、ボリバンが横向きになった時に買い増しして、上昇局面に備えます。
ただ、イーサリアム以外のアルトコインの場合はその銘柄自体がダメになる可能性があるので、損切りするという選択肢もあります。
あらかじめどのように対処するか考えておきましょう。
まとめ:仮想通貨を買うポイントは雲を下抜けた時に買う(今後も仮想通貨は上がると予想)

上抜けで買うということをしていると、仮想通貨では大損を食らうことがあります。
ですが、下の価格で買っておけば、含み損もそこまで大きくなりにくいです。
仮想通貨で含み損を避けるのはかなり難しいですが、含み損を最小限に抑えることができれば、我慢して保有しておけばいずれプラスになる可能性が高いです。
また、
買いポイントを最後にまとめておきましたので、参考にしてみてください。
あくまで私の基準ですが、2021年はこれで大損を防ぐことができました。
雲下抜けで、ボリバン横向き(ビットコインとイーサリアム)
最も下限付近で買うことができる。下落トレンドの真っ最中で、買うのが怖い局面ではあるが、含み損が少なくなる。
含み損を我慢していれば、最終的にかなりおいしいポジションになる可能性が高い。
下から雲に突入(全銘柄共通、特に上昇トレンド時に有効)
雲にしたから突入した時も買い場です。こちらも含み損になるケースはありますが、高値で掴むよりは圧倒的に楽です。
「下から」雲に突入することが大事ですよ。
含み損は我慢する(価格が下の方で買っているので、我慢しやすい)
買った後にすぐプラスになるわけではありません。それなりに長期間マイナスになる可能性もあります。
ただ、高値圏で買うよりは圧倒的に運用益になる可能性が高く、含み損になった場合の買い増しもしやすいです。
含み損になった場合はボリバンが横になったのを確認して買い増ししたり、そのまま放置するようにしましょう。
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